蓮見喜久子 手記 [蓮見喜久子 手記]

蓮見喜久子の手記は、
週刊新潮1974年2月7日号に
「私の告白」というタイトルで掲載されたそうです。

これは、蓮見喜久子が一審で、
懲役6月、執行猶予1年という判決を受けた後のことです。
手記の内容は、蓮見喜久子が当時、毎日新聞の記者であった
西山太吉と男女関係になり、
外務省の機密文書を強引に提供することを
求められたという内容でした。
この蓮見喜久子と西山太吉が被告になった
外務省機密漏洩事件(西山事件)をモデルにしたといわれる
山崎豊子原作の運命の人というドラマが放映されています。
ドラマ運命の人では、
裁判の争点が、
沖縄返還をめぐる日米政府の密約と
外務省機密文書漏洩という
二つが争点になっています。
結局は、外務省機密文書の漏洩に関してのみ
判決が下されました。
西山太吉記者は、政府の密約を暴くことに人生をかけた。
蓮見喜久子氏は、人間関係に人生をかけた。
というように解釈できます。
ですが、蓮見喜久子氏が、当時の政府や検察に
利用されたのではという疑いは残ります。


共通テーマ:テレビ
QLOOKアクセス解析

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。